【香川最強のうどん店】うどん本陣山田屋に食べに行った話
先日の記事で紹介していた山田屋うどんへ食べに行きました。
meitorikusu.hatenablog.com
タイトルでは香川最強と銘打っていますが、香川を越えるうどん屋は他にはないので、実質全宇宙最強のうどん屋です。
ジムに行く以外は引きこもりがちな私ですが、3連休だし普段は行かない所に家族を連れて行ってあげるかと軽い気持ちで出発しました。
ですが、考えることは皆同じでした。
店から300m付近の場所から全然進まなくなって「何でこんなに渋滞しているんだ」と思ったら、全て山田屋うどんへ突撃する人たちでした。
時間は13時半頃。
昼過ぎに行けばピークは過ぎているだろうというのは甘い考えで、むしろこの時間がピークでした。
極めつけがこの電柱に貼られている標示板で
「スグソコ(ただし、すぐに到着できるとは言っていない)」
ちなみにこの標示板、店の約500m手前から左右全ての電柱に貼られていて、数十メートル毎のカウントダウン方式になっています。
あと500m、あと450m、あと400m・・・もはやアルマゲドンです。
そして車が全く進まないので運転は嫁に任せ、私は娘と一緒に車を降りて座席の予約に行きました。
通常予約なんてものはないのですが、混んでいるときは別です。
結果は「30分待ち」でしたが、嫁が車を駐車場に入庫できたのもそのくらい後だったので、ある意味丁度良い時間でした(時速400mの計算)。
注文したメニューは「ざるぶっかけ」と、夏季限定の「四国匠どりとはもの天ぷら」です。
トレーニーとしてたんぱく質の摂取は免れないので、うどん屋に行くと鳥か卵か魚は必ず摂取します。
ちなみに、娘(6歳)が注文したのは「焼鯖寿し定食」。
親より良いやつ頼んでるやんけ・・・。
1つだけ焼鯖寿しを恵んでもらいました。
鯖もシャリもめちゃ美味かったです。
ただ私が注文した天ぷらも想像以上に量が多くて、内訳は鳥3個、はも2個、野菜2個でした。
同じものを頼んでいた嫁は「ちょっと多いな」と言いながら私に鳥2個、はも天1個を放り込んできました。
なので、少し味付けを変えてみたり。
本来は塩につけて食べるのですが、うどんの出汁につけるのも悪くないです。
あと心なしか、天カスの形に上品さを感じました。
他の店だともう少し見た目が粗雑な感じ(もちろん美味しい)ですが、ここのものは1つ1つはスラっとしています。
食感もサクっとしていて、他店のものを「一般人」だとすると「貴族」のような印象を受けました。
もはや「カス」ではないレベルです。
最後は嫁の注文した冷かけうどんに付いていた梅干を食べました。
実が大きいのに柔らかくて酸っぱ過ぎず、梅干ってこんな美味かったっけと思ってメニューを見たら、なんとこの梅干は単品120円もします。
これ1個と自販機の飲み物が等価交換できる、そりゃ美味いわけです。
これから食べに行く方へ
家族3人で約4000円でした。
うどん店としては割高ですが、普通に外食したと思えばそこまで高くありません。
まあうどん店というよりは、もはや懐石料理店です。
かなり素材にこだわっていますし、実際「うどん懐石」なんてものもあります。
改めて宇宙最強の店だなと感じました。
ただし、
連休はアホほど混みます。
特に避けたいのが、お盆と正月です。
山田屋を少し通り過ぎた所に四国八十八箇所霊場の「八栗寺」があるので、上記時期はお参りや初詣の列でカオスになります。
それでもなお、あえてこの時期に食べに行くのなら夜がお勧めです。
10時から20時まで開いているので、夕方に行けば昼ほどは混んでいません。
まああくまでうどんがメインなので客の回転は比較的早いですが、
行く時はしっかりとした心構えを。
味は保証します。