【筋トレ分割法】筋肥大には3分割がベスト【1年試したレビュー】
「筋トレの分割法は色々な方法があり過ぎてよく分からない。筋肥大を狙うには1週間をどのようなメニューと頻度で行えば良いのか知りたい」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
この記事を書いている私は筋トレ歴16年です。
筋トレ初心者の頃(=ベンチプレス100kg未満と定義)は各部位を1種目ずつで良いので全身を週2~3回程度は回せますが、ある程度慣れてくると各部位2種目ずつ行う必要があります。
そうなってくると1日で全身のトレーニングを行うのが難しくなり、トレーニング部位を分割しなければなりません。
今回はどのようにトレーニング部位を分割するかについて、そして実際に私が1年間試してきた中で筋肥大効果が見込め、かつある程度時間に余裕ができる分割法を紹介していきます。
3分割は筋肥大向け
これまで色々試してきた中で、3分割が筋肥大に最も効果的だと感じました。
具体的な方法については後述します。
実際に3分割を1年間試してみた
とりあえず1年間試してみました。
before afterの写真を載せてみます。
角度やポーズによって若干見え方に違いはあるかもしれませんが、服のサイズで言うと1年前に買ったものが小さく感じるほどには筋肥大しました。
プロを目指すならともかく、上の写真のような”一般人を脱出したプチゴリラ”になりたい程度なら、私と同じような方法でトレーニングすれば問題ないと思います。
種目の分け方について
3分割といっても様々な分け方があります。
私が現在行っている分け方は下記のとおりです。
A:胸、背中
B:肩、腕
C:脚、腹筋
他の分け方も試してみましたが、この分け方が最もやりやすかったです。
それぞれを簡単に説明すると、
A⇒胸と背をスーパーセットで時短
B⇒肩は前、中、後部を連続で行う時短。腕は二頭筋と三頭筋スーパーセットで時短
となります。
所要時間についてはそれぞれ約40~50分程度なので、割とすぐに終わります(脚は下手すると30分もかかりません)。
時短を目指す理由としては、長い時間をやり過ぎるとオーバーワークになって筋肥大し辛いからです。
あと単純に筋トレ以外にもやりたいことが沢山あるので、なるべく効率良くやることが私のコンセプトです。
各部位は2種目で十分
もちろん効率を目指すあまり、筋トレのボリュームを削り過ぎて刺激が少なくなっては元も子もありません。
ですが1年間試してみて分かったのは、きちんと効かせることができるなら2種目で十分ということです。
具体的な種目等は下記過去記事をご参照ください。
まあ厳密に言ってしまえば、
・肩は前、中、後部と3つあるので3種目
・腕は内側2種目と外側2種目行う必要があるので4種目
・脚はカーフ(ふくらはぎ)を入れると3種目
ということになってしまいますので、細かい突っ込みはご勘弁ください。
ここで言いたいのは、必要最小限度の種目数で良いということです。
どのようなトレーニングかというと、筋トレを3周のサイクルで分け、ある1週は低重量、ある1周は中重量、ある1周は高重量とすることです。
重量と回数を変えることで筋肉への刺激が毎回変わるため、効率的に筋肥大できるトレーニング法です。
詳細は下記過去記事にて。
筋トレは1日おきの中5日がベスト
分割方法、具体的な種目、重量設定は上記のとおりですが、週にどのくらいの頻度で行うのが良いのかについては、1日のおきの中5日がベストだと考えられます。
各部位週1回の中6日は空け過ぎ
私も3分割を始めた頃は、
「毎週決まった曜日に行う中6日が管理しやすくて良いんじゃない?」
と思っていました。
確かにスケジュール管理はしやすいのですが、筋肥大的に中6日は空け過ぎということを体感しました。
そもそも筋トレした後の筋肉は合成反応と分解反応が起きています。
次の筋トレの行う最適な時は、
”合成反応が残っていて、かつ分解反応が終わっている時”
と言われています。
つまり中6日だと分解反応は終わっているのですが、合成反応も終わっているんですね。
なので、筋肥大するには少し効率が悪いということになります。
全く筋肥大しないということは決してないですが、中5日に比べると効率は落ちてしまいます。
神経を休ませる
筋トレをすると筋肉が疲労するので休ませなければならないというのは最近一般的になりつつある一方で、神経を休ませるというのはまだあまり聞きません。
どういうことかと言うと、筋トレすると筋肉以外にも神経が疲労してしまうということです。
神経が疲労すると、神経伝達物質が上手く筋肉伝わらなくなります。
要するに、
「筋肉痛もなくて回復しているはずなのに何となく力が出ないな」
という状態になります。
たとえ筋トレの部位を変えるとしても連続して行うのではなく、中1日完全休養させることが望ましいということです。
5分割は減量向け
「有名な分割法の5分割はどうなの?」という疑問もあるかと思います。
結論から言うと、5分割は減量向けの方法になります。
筋トレ頻度を上げることで代謝も上げる
5分割ということは最低週5回筋トレを行うということになります。
メニューを組むとしたら下記のようなイメージです。
月曜:胸
火曜:背
水曜:肩
木曜:腕
金曜:脚・腹筋
土曜:休み
日曜:胸 (以下繰り返し)
筋トレという無酸素運動を行うことで代謝が上がり、それを毎日のように行うことで減量しやすくなるということです。
1部位なので30分以内に終わらせる
「3分割の説明で神経疲労があるから1日は休めと言ったのにほぼ毎日やっていいの?」という疑問はあると思います。
これについては当然考慮して、1部位あたり30分以内に終わらせるようにします。
30分以内に終わらせると、神経疲労も比較的少なくなります。
私のようにスーパーセットでやれば、比較的種目の多い腕等もすぐに終わるはずです。
もちろん減量中だからといって適当にやるのではなく、いつもと同じように効かせるように行ってください。
完全休養日は週1に入れる
30分以内に終わらせると言っても、やはり徐々に疲労は蓄積していきます。
なので、完全休養日は1日は取るようにしましょう。
上記のように全ての部位を回してから取るのも良いですが、間に休養を入れる(例えば水曜日)のも良いと思います。
まとめ:筋肥大は3分割、減量は5分割で行うべき。いずれも完全休養日は最低1日は取ろう。
3分割で行うのが筋肥大(増量)に良く、比較的時間も取りやすくて良い方法だと思います。
減量したいけど5分割は時間的に厳しいという方は3分割のままで、ワークアウトドリンクの糖質で調整しましょう。
増量、減量のいずれの場合もEAAは必須で、増量時は糖質を体重✖0.8g追加、減量時はEAAのみで飲むと良いです。
ワークアウトドリンクのレビューについては下記過去記事をご参照ください。
とりあえず最初は安いものが良いなという方は【Myprotein】 でもOKです。
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