【プロテイン】WPIとWPCの違い【飲み比べ】
「プロテインの製法で”WPI”と”WPC”というのがあるらしい。WPIの方が何となく良さそうだけど、具体的な違いが分からない。飲みやすさが分かるようなレビューも知りたいな」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
この記事を書いている私は筋トレ歴15年、プロテイン愛飲歴2年半です。
ほんの数か月前まではWPCのプロテインを飲んでいましたが、つい最近、WPIのプロテインへ変更しました。
結論から言うと、もうWPCには戻れないなというのが正直な感想です。
もちろん、WPCの方がWPIより優れている点もあります。
そんな中で、なぜWPIの方がWPCより良いと思ったのかを詳しく書いていきます。
WPIとWPCとの違い
WPIとWPCの違いを挙げると下記の通りになります。
・栄養成分
・値段
・栄養成分
WPCの正式名称は”ホエイプロテインコンセントレート”、
WPIの正式名称は”ホエイプロテインアイソレート”
と言います。
両方とも牛乳をろ過して作り出すもので、WPIの方がWPCより手間をかけ、より不要な物質を除去した上でろ過しています。
つまりプロテインのメインであるたんぱく質の含有量については、
WPI>WPC
ということになります。
具体的にどれくらいの差があるのか言うと、私が現在飲んでいるマイプロテイン(ミルクティー味)で比較してみます。
まずWPCの方から
少し見辛いですが、数字が羅列してある箇所をよく見ると書いています。
左側の列では100g中、たんぱく質(Protein)は77gと記載されています。
つまり、WPCのたんぱく質含有量は全体の77%です。
また、脂肪については100g中7.1g(うち飽和脂肪が4.7g)、炭水化物については100g中4.0g(うち糖質3.8g)となっています。
それに対してWPIを見ていくと、
左側の列では100g中、たんぱく質(Protein)は83gと記載されています。
つまり、WPIのたんぱく質含有量は全体の83%です。
また、脂肪については100g中0.9g(うち飽和脂肪が0g)、炭水化物については100g中1.5g(うち糖質1.3g)となっています。
表にまとめると、
たんぱく質 脂質 炭水化物
WPC 77 7.1 4.0
WPI 83 0.9 1.5
こうして見ると、たんぱく質についてはWPIの方がWPCより多く、脂質と炭水化物についてはWPIの方がWPCより少ないということが分かります。
たんぱく質以外の物は極限まで削られているということです。
特に脂質が少ないということは、栄養管理をする面で非常に助かります。
・値段
値段の高さについては、WPIの方がWPCより手間がかかっているということでお察しの通りだと思いますが、
WPI>WPC
となります。
つまり、WPIの方が高価です。
マイプロテインで比較すると、WPIは1kgあたり4,890円であるのに対し、WPCは3,990円となっています(いずれもノンフレーバーで比較)。
WPIの方がWPCより約1.2倍高いという計算です。
少しでも安く済ませたいなという方は、WPCでも問題ないと思います(数か月前の私もそうでした)。
ただ、私の場合は次に述べる飲みやすさで全てが覆りました。
WPIとWPCを実際に飲んでみた
栄養成分は上で述べた通りなので、早速実物をお見せします。
ついでに、泡立ち、ダマ、味の3項目を10段階評価をしていきます。
数値が10に近いほど良いという指標です。
まずはWPC
泡立ち<5/10>
泡立ちは多少ありますが、慣れてくるとそこまで気になりません。
もちろん、泡立ちが少ないのに越したことはありません。
WPCなら仕方ないかなという感じです。
ダマ<7/10>
ポツポツできますが、問題ないレベルです。
たまに大きなダマが出来て、それが口に入ってしまうと不味いです。
水を入れ過ぎるとダマが出来やすくなる印象でした。
まあこれもWPCなら仕方ないかなという感じです。
味<8/10>
既製品の”紅茶花伝 ロイヤルミルクティー”に近い味です。
私はこのミルクティー味をずっとリピートしています。
プロテインの中で最も大事な要素であり、味が悪いプロテインはそもそも飲み続けることができません。
仮に我慢して飲み続けられたとしても、プロテインを飲む度にストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、逆に筋肉が分解されてしまう恐れがあります。
次にWPI
私がこれを見た第一印象は
「製法が違うとは言え、本当に同じ会社のプロテインか!?」
です。
泡立ち<9/10>
WPCと比べたら一目瞭然ですが、ほぼ泡立ちはありません。
というかこの程度の泡立ちは、液体をシェイクしたらどんな液体でもなるレベルでしょう。
当然、飲む時の邪魔にもなりません。
ダマ<9/10>
ほぼ出来ません。
出来たとしても、口に入った後の粉の不快なパサパサ感はほぼありません。
味<9/10>
めちゃくちゃすっきりしています。
WPCを一気飲みしていた時は、泡やらたんぱく質以外の物質でゴワゴワした感じがありましたが、こちらにはほぼありません。
ただ不純物が無さ過ぎるせいか、少しだけ甘味料の後味が残ります。
まあそれを差し引いても、圧倒的にWPCより飲みやすかったです。
どちらか選ぶならWPIの方がおすすめ
もはや言うまでもないかもしれませんが、圧倒的にWPIの方がおすすめです。
値段が1.2倍高いと言えども、圧倒的な飲みやすさがそのコストを凌駕します。
今まで一度プロテインを飲んだことがない人は、安価なWPCから試してみても良いと思います。
もしWPCを飲んでお腹が緩くなったという方(乳糖不耐性の方)は、より乳糖が除去されたWPIを飲めば、おそらく問題なく飲めます。
また、トレーニーの方でWPCは飲んでいるがWPIを飲んだことがない方は、一度飲んでみることをおすすめします。
2年以上WPCを飲み続けていた私も、WPIを飲んだ瞬間に心変わりしました。
別に金回りが良くなったわけではありませんが、多少金をかけてでもWPIが欲しいと思うようになりました。
それでもいきなりWPIを買うのはなぁと思う方は、下記のようなお試しサイズもあります。
こんな感じで25gの一食サイズの物をお試しで売っているので、セール時に買うと300~400円で買えます。
月のゾロ目の日(2月2日等)に確認すると、大体45%割引くらいにはなっています。
下記にマイプロテインのリンクを貼っておくので、よろしければどうぞ。
トップページからの検索方法は、
①上にあるタブの【プロテイン・サプリ】にカーソルを当て、”ホエイプロテイン”を選択
②左の”商品カテゴリ”から”サンプル”を選択
③”Impact ホエイ アイソレート【お試し用】”を選択
④好きな味を選択
という流れです。
※新規登録する方は、一番下の紹介コードという欄に「BGNG-R2」を入力すると1,500円分の割引券が貰えます。
まとめ:WPIの方がたんぱく質純度が高く飲みやすい。値段が高くてもその価値は有り。
WPCでも筋肉はつきますが、たんぱく質純度の高いWPIの方が効果は高いと思われます。
飲みやすさの点からもWPIの方が優秀なので、値段さえ問題にならなければWPIを選択すべきです。
私としては、値段分の価値は十分にあると思っています。
それでも迷っているならWPIとWPCのお試しサイズを買って、飲み比べてみるのが一番良いです。
ただWPIのお試しサイズは味が少なく(バニラ、チョコ、ストロベリーの3つだけ)、私のミルクティー味はお試しできないのでご注意ください。
とは言っても、上で紹介した泡立ち等から見て分かるように、飲み心地は明らかに違うので参考にはなります。